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山本望叶と付き合っているジャニーズって誰かな?
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ジャにのちゃんねる、ジャニーズのYouTube登録者数ランキング1位に - KAI-YOU ジャにのちゃんねる、ジャニーズのYouTube登録者数ランキング1位に KAI-YOU (出典:KAI-YOU) |
ジャニー喜多川がアメリカ西海岸のエンターテインメントの世界に触れる。1952年に喜多川が来日してアメリカ大使館で通訳として勤務する傍ら、宿舎の近所の少年たちを集めて野球チームを作り、この野球少年たちの一人であったあおい輝彦(青井輝彦)が「ジャニーさんが監督なんだから、チームの名前もジャニーズでいいんじゃない 103キロバイト (11,395 語) - 2022年4月17日 (日) 06:34 |
2022年夏公開の映画「メタモルフォーゼの縁側」(芦田愛菜さん・宮本信子さん主演)は、17歳の女子高生と75歳の老婦人が“ボーイズ・ラブ”をきっかけに友情を育む物語。そして私が愛してやまないジャニーズから、なにわ男子の高橋恭平さんが出演しています。
ボーイズ・ラブ(以下、BL)は男性同士の恋愛を題材とした漫画や小説などを指し、近年はジャニーズでも楽曲にその世界観を採り入れたり、BLをテーマにした作品への出演がめずらしくなくなりました。
最近では、「このBLがやばい!2010年」で1位になった「窮鼠はチーズの夢を見る」の映画(2020年)に関ジャニ∞の大倉忠義さんが主演したり、BLの大家よしながふみさんのマンガが映画化された「劇場版 きのう何食べた?」(2021年)にSixTONESの松村北斗さんが出演したりしています。TVドラマでも、男子高校生同士の初恋を描く「消えた初恋」(2021年)に、Snow Manの目黒蓮さんとなにわ男子の道枝駿佑さんがダブル主演しました。
Kis-My-Ft2の宮田俊哉さんと玉森裕太さんの2人は仲が良すぎて、「宮玉」と呼ばれもはやジャニーズ公認状態の“カップル”ですが、2人は愛し合う編集者と絵本作家に扮したBLドラマ「BE LOVE」(2020年dTV)に登場しています。
BLへの参入に慎重だったジャニーズですが、近年はずいぶんとその距離が近づいています。一方で近年はエンタメ界が同性愛的な演出を話題作りのために使うことを批判する声も上がるようになり、男性アイドルとBLの関係も難しい時期に差し掛かっています。
では肝心のファンたちは、“推しとBL”の交わりをどう眺めているのでしょうか。現役のジャニーズファンたちに話を聞くと、十人十色の答えを聞かせてくれました。
「男性も恋のライバルになるのか」「同性愛をテーマにしたドラマで初めてジャニーズを観たのは、今から30年近く前の『同窓会』という作品です。坂本昌行さんや国分太一さん、山口達也さんがゲイやバイセクシャルの少年役を演じていました。当時は中学生だったので『男同士で!!』というショッキングな部分に目がいき、放送の翌日は友だちとキャーキャー言っていました。……ただファンとして、内心は消化できずに動揺していた部分もあります。ぼんやりとですが“女性だけでなく男性も恋のライバルになるのか”と思った記憶があります」(Aさん・40代)
「同窓会」は1993年に日本テレビ系で放送されたドラマで、西村和彦さん演じる主人公男性が、既婚者でありながら山口達也さん(当時21歳)演じるバイセクシャルの高校生との関係に溺れていく姿が描かれます。他にも国分太一さん(当時19歳)が高嶋政宏さん演じる男性に惹かれ、坂本昌行さん(当時22歳)もゲイのチーマー役で出演しています。
全裸でキスを交わすなど過激な性愛シーンも話題になる一方で、エクスタシーの表現としてバラが花開くイメージが挿入されたりと、詩的な描写も印象的でした。Aさんのように、この作品でBL世界に足を踏み入れたファンも多かったようです。
「同窓会」の翌年の1994年には、堂本剛さん、堂本光一さん(共に当時15歳)が出演し、キスシーンにも挑んだ「人間・失格~たとえばぼくが死んだら」もTBS系列で放送されました。
「『同窓会』とか『人間・失格』の時代は、同性愛を扱った作品はだいたい悲劇と紐付けられていたように思います。いじめ、虐待、病気、家庭不和のような辛いことのオプションとして同性愛もラインアップされていたというか。少し後のドラマ『ネバーランド』でも、同性に性的虐待を受けて死を選ぶ少年が登場します。
それもあって、推しが同性愛をテーマにした作品に出演した時は“演技がんばったね!”と讃える気持ちにはなっても、単純な盛り上がり方はできませんでした。行間を楽しもうにも“行”が太すぎるんですよね……」(前出・Aさん)
「ネバーランド」は2001年にTBS系で放送され、今井翼さん(当時19歳)・三宅健さん(当時22歳)がダブル主演したドラマです。傷を抱えた少年たちが暮らす男子寮が舞台で、生田斗真さん(当時16歳)、村上信五さん(当時19歳)、田中聖さん(当時15歳)らも出演。海辺の寮に集う美少年たちのビジュアルはひたすらまぶしく、写真集も発売されています。
「お前らこういうのが好きなんだろ?」は苦手という声もこのようにジャニーズがBLと接近することは以前からあったものの、真正面からBLを扱う作品だと逆に「盛り上がりづらい」という声もAさんに限らず聞かれました。その気持ちの裏にあるものはなんでしょうか。
「『養殖ものじゃなくて天然ものを味わいたい』ってことじゃないでしょうか。私がヲタ友とよく話すのは『用意されたラブはテンション上がらないよね』ということです。
グループの中にナチュラルに仲が良いメンバーがいてその関係性がちらっと見えたり、ライバル関係とか助け合いとか、そういう人間ドラマが見たいんです。その中で推しの混じりけのない“くそデカ感情”が見えれば最高。でも『お前らこういうのが好きなんだろ?』って提供されるものは苦手で、メンバー同士が意味深に密着するような振り付けも私はそそられません」
それでも、ジャニーズのコンサートでメンバー同士で顔を近づけたりするシーンは見せ場のひとつで、会場もそれなりに盛り上がっています。
「でもあれって、ほとんど条件反射みたいなものだと思うんですよ。『キャー』って歓声をあげてはいても、マジでときめいてるとは限らない。もちろん本心から叫んでる人もいるんでしょうけど、そんなに単純じゃないっていうか。あの歓声を聞いてすべてのファンが喜んでると思われてるなら私はほんと癪。推しが自然に見せる感情の中にある何かを、こっちが勝手に“嗅ぎ取る”のがいいんです」(Bさん・30代)
Bさんは「やらされてるのかな?」という考えがよぎるサービスBLほど萎えるものはないと言います。なのでドラマよりも「RIDE ON TIME」のようなドキュメンタリーや、YouTubeで垣間見られるふとしたやりとりに“嗅ぎがい”を感じるそうです。
自分用のBLを自給自足する人もでは自身でもジャニーズをテーマにしたBL二次創作を行っているファンは、ジャニーズ公式がBLに接近していることをどう捉えているのでしょう。
「宮玉の『BE LOVE』のように“ヲタクもすなるBLというものを公式もしてみんとてするなり”といった遊び心のあるスタンスは楽しく思いました。ただドラマや映画の中には、『違う!』と腹が立つものも正直あります。なので私は、ドラマや映画には心を預けすぎず、自分にフィットする同人小説を勝手に書こうという気持ちです。自分の好きな子がみんなに愛される『あいつもあいつもお前を狙ってる!』的な設定が多いので、他の子のファンから怒られたりすることもありますが、自分にフィットするBLは自給自足するのが一番です」(Cさん・20代)
一方、まったく違った視点から「ジャニーズのBL作品参加、歓迎です」という方もいます。
「極端かもしれませんが、私は自担にはいっそ同性愛者であってほしいと思っています。そうであれば、永遠に曇らない水晶玉を私は手にできるから。
正直、共演者でもスタッフでも、自分と同じ女性が自担の傍にいるとなんとなく面白くないんです。でも自担の恋愛対象が男性なら、私は最初から恋人になる資格がない。私だけじゃなくて、他の女性も彼に選ばれることがなければ、嫉妬したり辛い気持ちになることから自由になって、すごくのびのびと彼を眺められると思うんです」(Dさん・30代)
なのでDさんはジャニーズのBL作品への進出を大歓迎していると言います。
「私がBL作品を好ましく思うのは、女性不在の心地よさがたまらないからです。競争だの劣等感だのから完全に解き放たれて、純粋に酔えるのがとても嬉しい。
だからコンサートの演出でも、女性ダンサーを使わずドレスを着せたマネキンや椅子を恋人に見たてたり、時にグループの他のメンバーやジュニアが女装して相手役を務めるのは、私のようなファンの胸をざわつかせない、ありがたい配慮だと思っています」(同前)
好きな人が共学の学校に通うのは心配だけど、男子校なら安心するといった心境に近いようです。
「考えすぎじゃない?」って言われそうな小さな発見こそが醍醐味ジャニーズファンを俯瞰して「ファンの中には2種類いる」と自説を主張するのはEさん(20代)です。
「ファンの中にはコンサートで自分がファンサされるのが嬉しいタイプと、とにかくジャニ同士のからみを観察するのが好きなタイプがいると思います。自分は後者で、一方的にステージを眺めて、お気に入りのあの子とあの子は意外と仲がいい! みたいな発見をすると高まります。コンサートにも、そういう作為のない発見を求めてます。人によっては『考えすぎじゃない?』って言われそうな、関係性というごちそうを勝手に見いだしてついばむ。それこそが醍醐味だと思っています」
Eさんはジャニーズのコンサートに初めて参加した際、MCで前に出られず躊躇するジュニアを、後ろにいたジュニアがそっと前に押し出してやる瞬間に遭遇し、雷に打たれたようにときめいたのだそうです。このエピソードには「わかる!」と共感する方も多いように思います。
お話を伺ったみなさんに共通していたのは、「あまりにあざといものはちょっと……。ただその作品が推しの成長につながるものならBLでもそうじゃなくても歓迎」というご意見でした。
時代の流れとともにBL演出を巡る社会の雰囲気も変化していて、これまでアリだったものがナシになったり、またその逆も十分にありえる昨今。BLに限らず、新しい表現を取り入れるときは、それがどう受け止められるのかに思いを馳せてもらえたら、ジャニーズにとってもファンにとってもよい結果につながるのではないかと思います。
ともあれ、推しが歌い、踊り、学び、仲間と切磋琢磨する——、そんな一生懸命に過ごす普通の日々こそが観るものにとっては最高のご褒美であり、その中に立のぼる薫りを各々が胸の内で味わう“聞香”的な楽しみこそ、ヲタにもたらされる格別な愉悦なのでしょう。
ジャニーズが生きているその世界はすでに特別な物語。てらうことなく本業に邁進し、惜しみなく芳香を放っていただけたら誠に嬉しい限りです。